『良いウェブサービスを支える利用規約の作り方』を読んでみた

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もっと早く読んどけばよかった。

ベンチャーとかスタートアップでサービスを運営するにあたって、うやむやになりがちなのが法律に関する部分。

「取引先」とのNDAや業務委託契約書などは先方が提示した雛形を元に精査していけばいい場合も多いのですが、「自社サービス」の利用規約やプライバシーポリシーはそうもいきません。

既存の類似サービスの例を参考にして、自社サービスの規約を組み立てられないこともないのですが、何かあった時にしっかり説明できるようにちゃんと理解して作りたいモノです。

そこで、じゃぁ重い腰をあげて弁護士に相談してみよう!と言っても、弁護士なら誰でもWEBを使ったビジネスに詳しいという訳ではないんですよね。

この本では、ウェブサービス経験豊富な弁護士さんや法務担当経験者らによって、利用規約やプライバシーポリシー、その他関連法令についてとてもわかりやすく解説されています。

利用規約やプライバシーポリシーがどんな状況を想定して用意されているのか、どうしてその表現になっているのか、書いたもの勝ちではなく書き方によっては無効になるなど、僕自身今までに経験してきたことと重なる部分もかなり多くて、なるほどと頷きながらあっという間に読んでしまいました。

ちなみに、個人的に特に要チェックだなと思ったのは以下のポイントでした。

・どのパターンでも「著作者人格権」のケアが必要
・もしも「発信者情報開示請求書」を受け取ったら
・同業他社の禁止事項に学ぶ
・免責と消費者保護
・資金決済法が適用される3つの条件
・課金スタンスと年齢認証の方法を考える
・おさえておくべき9つの法規
・本人による個人情報開示手続きと手数料
・弁護士・法務担当者のホンネ

他にもサービスの企画や設計、運用に影響するポイントがたくさんあるので、これからサービスを始める人にはもちろん、すでに始めてる人にも本当にオススメの本です。

Amazon.co.jp: 良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方: 雨宮 美季, 片岡 玄一, 橋詰 卓司: 本

もちろんこの本だけでなく、普段から自分のサービスについて相談できる弁護士さんを見つけておくのも、イザという時に本当に安心できるのでオススメですよ。

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