デジラボおきなわ Creators Camp 2017 に参加してきたよ

10月7〜8日の週末、恩納村のOISTシーサイドハウスで開催された「デジラボおきなわ Creators Camp 2017」に参加してきました。デジラボおきなわは、プログラミングやアート、ものづくりを子供たちが楽しみながら体験し、プレゼンテーションを行うイベントです。

Digi Lab Creators Camp 2017

デジラボおきなわのイベントには、以前も娘たちがプレゼンテーションを見に行ったり、2015年はキャンプにも参加して楽しんだこともあって、「今年もキャンプが有ったら参加したいね〜」と話していたところに、なんと自分をメンターとして誘っていただく流れとなりました。(娘たちは海の学校のキャンプと重なって参加できず…)

今回自分が担当することになったのは「RaspberryPiでIoTチャレンジ」というプロジェクト。ここ最近は、CoderDojoでの取り組みにも加えたいと考えながらちょくちょくRaspberryPiを触っていたので、とてもありがたい機会でした。

準備

プロジェクトの目的としては、「モノとインターネットを繋ぐ」を体験したうえで「テクノロジーと発想で今までになかったモノを創り出す楽しみ」を知ってもらう事と考えて、

  • 前半)USBカメラとmotionを使った動体検知と、Slackへの通知やGPIOを通したサーボモーター等を動作させる仕組みの構築
  • 後半)作ってみたいIoTプロダクトのアイディア出し&プレゼン資料作り

という構成にしてみました。

2日間という限られた期間と、小学生も含む子供たちが対象ということで、前半の仕組みづくりではOSインストールやネットワーク設定などのIoTにはあまり直接関係しない部分は予め用意しておくことで省略し、IoTに関するハードウェアの接続や、ソフトのインストール等に必要な必要最低限のコマンドライン操作、設定ファイルの書き換えに必要なエディタ操作に絞りきった手順書を用意しました。

調べてみるとScratchからPythonを経由してネットに繋げる方法も有ったんですが、今後色々なセンサーやデバイスを組み合わせることを前提に体験してもらいたかったので、敢えてRASPBIANのLITE版を使ってコマンドラインで進める内容にしました。

それと、少しでも制作物に参加者の創造性を反映できる内容にできないかと最後まで考えたものの、途中細かい設定ミスやトラブル等で貴重な時間を無駄に消費してしまうのではという心配が頭から離れず、その要素は後半のアイディア出しで存分に発揮してもらおうと割り切りました。

イベント1日目

そうしてなんとか準備はしたものの、イベント当日は朝から会場のネットワークへの接続がうまくいかないトラブルに見舞われて、テンパっているうちにワークショップ紹介の挨拶をすっ飛ばして大迷惑をかけてしまうという大失敗から始まりつつも、イベントが始まりました。

こんな状況にもかかわらずこのプロジェクトに参加してくれたのは、小学2年生から高校生までの計7名(3チーム)+サポート担当の学生さん2名。ありがたい限りです。

手順書にはなっているとはいえ、黒い画面でのコマンド操作なんてほとんど経験のない子供ばかり。どのくらいのペースで作業が進むのかトラブるのかドキドキしながら様子を見ていましたが、途中で入力ミスや設定ファイルの記述ミスなどでうまくいかないことは有ったものの、1日目終了時点ではどのチームもほぼ一連の処理が動作確認できる状態まで構築することができていました。

動体検知からサーボモーターまでがつながった瞬間にガッツポーズをした子がいたり、エディターのショートカット操作や、カーソルキーの履歴呼び出しを使ったコマンド操作もかなり手慣れた状態になっていたのには、嬉しかったし驚きました。

イベント2日目

作業が予想以上にスムーズに進んだので、2日目は予定通りIoT製品のアイディア出しを自由に進めてもらいました。メンターとして自分がやったのは、IoTに使えそうなセンサーやデバイスの名前をホワイトボードの端に列挙したことと、「こういうものを使ってどんなモノをインターネットにつなげてみたいか考えてまとめてね」と伝えたぐらいです。

各チームの子供たちは普段からプレゼンの資料作りに慣れているようで、ホワイトボードを使って各メンバーそれぞれの意見をしっかりまとあげ、自分たちで使い慣れたPowerPointやGoogleSlidesを開いて驚くほどサクサクと資料づくりを進めていました。

そして午後のプレゼン。メンターの自分がセットしたデモがイマイチだったのを除けば、みんな本当に堂々としたプレゼンテーションでした。そして、その内容も今回のIoT体験を通じて「既存のものを当たり前と見ず、そこに自分の発想次第で変化や進化を持たせることができる」ということを感じ取ってくれたような気がしたのがとても嬉しかったです。

最後の審査では、今回僕達のチームも(2年前に娘がもらったのと同じ)「グッジョブ大賞」を頂き、プロジェクトのメンバー達と喜ぶとともに、帰宅後に「パパもそこそこ頑張ってるでしょ」と娘たちにアピールできるいい話題になりました。

感想

イベントの準備や当日の子供たちの様子を通して、今の子供に大切なのはプログラミングのスキルではなく、「課題を見つける力」や「課題を解決する発想力」を身につけることなんだろうなと改めて実感しました。そのために、子供には自ら色んな所で色んなモノを見たり、色んな人と話すことをたくさん経験させてあげることが大切なのかもしれないと感じました。

そして、翌朝のCoderDojoでもデジラボの参加報告をしたところ、子供たちが作ったIoTランドセルの動画が意外にウケて、ぜひみんなで作りましょう!という流れにもつながりました。

今回のイベントにメンターとして参加させていただいて本当に良い経験ができました。デジラボおきなわオーガナイザーの皆さん及びスポンサーの皆さん、参加者の皆さん、どうもありがとうございましたー!

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