第二種電気工事士試験を受けてみた

資格試験を受けたのでメモ。

今年の3月頃だったかな?「電気配線の工事って自宅でも免許がいるらしいんだけど、どうせだったら一緒に取りません?」と、誘ってもらったので、電気の知識も増えるかなと思ってとりあえず受験申し込みをしておきました。

第二種電気工事士の作業範囲は、

「一般住宅や小規模な店舗、事業所などのように、電力会社から低圧(600ボルト以下)で受電する場所の配線や電気使用設備等の一般用電気工作物の電気工事の作業に従事することができます。」

ということで、自宅や店舗の配線はだいたい触れるようになるらしいです。

試験案内一覧(第二種電気工事士試験) | ECEE 財団法人電気技術者試験センター

申し込んでから約二ヶ月後、対策本を開いて勉強開始。

この本、現時点で2018年版が最新刊ですが、僕は2016年版の中古を半額ほどで購入して使いました。筆記試験は1〜2年前の版でも問題なさそう。

で、いざ対策本を開いてみると、器具や材料の名称、設計や工事のルール、それに配線図を書けるようになることや電気の基礎理論と計算まで、とにかく覚えることがたくさん有ることが判明!試験までの残り時間が少なくてかなり焦りましたが、「合格目標ラインは60点だから覚えるのに時間がかかりそうなのは割り切って捨て!」というアドバイスにより、実質2週間でなんとか頭に詰め込みました。

勉強していて一番苦労したのは、普段あまり見かけない(壁の中とか床下に有る)電気工事の材料の名前や用途を覚えること。

楽しかったのは、覚えた材料やルールを総動員して配線図を読み解くところ。

筆記試験は6月3日(日)に琉球大学の校舎で受けました。

試験後に公開された速報でなんとか合格したっぽいことを確認して、ひと安心。

二次試験は、試験会場で指定された回路を実際に組み立てる技能試験。

それに向けて買った工具はこのあたり。

エビ リングスリーブ(E) 用ミニ圧着工具 使用範囲小(1.6×2)・小・中 AK17MA2

HOZAN(ホーザン) VVFストリッパー P-958

それと、練習用の問題集と、練習用の材料。

技能試験は、毎年13問の候補問題というのがあって、その中から試験で出題されるということになってるようなので、最新の本がオススメっぽいです。

平成30年度第二種電気工事士技能試験候補問題の公表について

候補問題の練習風景。

13問をやり終える頃には右手は筋肉痛でプルプルでしたが、さすがにこれだけ手を動かすとそれなりに頭に入る感じもしますね。

実は今回、実技の試験勉強を試験直前まで始められず、最後はもう欠席しようかと思っていたんですが、一緒に受ける友達に「落ちてもタダだし、受かれば儲けもの!」とか「マジで一夜漬け行けると思いますよ」とか、ありがたすぎる励ましをもらって、試験前日の実質1日で全13問の練習をこなしました。

今回の試験結果がどうなるかは正直わからないけど、配線をパチパチ組んでいく作業はなかなか楽しかったし、何はともあれ試験勉強は仲間がいた方が続くし楽しいということも認識できたのがとても収穫でした。

というわけで、せっかく覚えた電工スキルを活かすべく、さっそく家でコンセントや配線をどしどし増設してみたいと思います。(※合格したら)


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