第15回ツールド草津に初参加してきましたー
ツール・ド・草津は群馬県吾妻郡草津町の草津国際スキー場「天狗山特設会場」をスタート地点とするヒルクライムイベント。今年でどうやら第15回と歴史も古そうです。
募集人数は約2,000人、実際に出場したのは2,500人ほどだったようで、この週末は草津の町も大賑わいだったようです。
一緒にエントリーした友人とふたりで東京を出発したのが4月17日(土)の15時。本来は18時までに現地で受付を済ませる必要があるということだったのですが、どうしても仕事の都合で出発が間に合わずに翌早朝のエントリーとなりました。
武蔵小山から環七を北上して関越道を一路北へ。渋川伊香保ICで一般道へ下りて草津方面へ向かいます。
「渓流がきれいだなぁ・・・」と思った頃に目の前に現れる「八ッ場ダム」の工事現場。完成すればこの道路も完全にダムの底。
ガソリン価格のチェックもしながら現地に着いたのが18時40分頃。おおよそ4時間弱の行程でした。
予約してあった旅館もこの日は1組をのぞいて全てツールド草津のお客さんだとか。
た・・・とはいかなかったんです。
実はこの日は朝から体調がかなり悪く、行きの関越のSAで戻したり下痢したりとまるで食中毒のような症状に襲われてました。美味しそうな晩御飯も完食できず、もちろん頼んだジョッキビールも半分しか飲めず、温泉にも入らず、湯畑散策もせず・・・布団をかぶってひとりでさっさと就寝するしかありませんでした。
早朝4時頃目が醒めた時点では身体全体が熱に包まれた感覚。。この時点で心中ではほぼDNS(do not start)決定でした。諦めつつも、一縷の望みを託して水のがぶ飲みをして再度眠りにつきました。
そして、朝6時半に起床。なんと、だいぶ体調が楽になってます!熱もそこそこひいた様子・・・これはラッキー?!ということで、チャリを車に積んでいざスタート会場へ。
はじめて走る草津の峠の印象は、ズバリ「坂より風がきつい!」でした。
実際、約12キロで平均斜度6%ということなので、ヤビツ峠とあまり変わらない感じですが最大斜度があまりきつくないのか、淡々と登っていける感じでした。
ただ、頂上の気温マイナス3度という状況と各所で強い風。登りにもかかわらず追い風パワーでシフトアップできるほどの風が、方向によっては向かい風にもなったりするわけで、それはそれは重いし冷たいしかなりの苦行でした。
結果は1時間6分。正直1時間は切れるかなと思っていたのでちょっと残念でしたが、まぁスタートできただけでも今回はラッキー。次回はしっかり鼻でもフンフン呼吸ができる状態でリベンジしたいと思います。
ゴール後は完走証をもらって露天風呂へ。寒い中、露天風呂に肩まで浸かったその瞬間が、今回のツールド・・・でいちばん幸福な瞬間だったかも。
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