AWSのEBSがリージョン間スナップショットに対応したよ

AWS Management Console Home-114542
AWS、待ちに待った機能追加がついに…

AWSを使い始めた2007年夏にはまだ東京にリージョンがなく、USリージョンで環境を構築してたのも既に5年前。

現在は東京にもリージョンが展開されて、一部APIを移行しただけでもかなり速度面の改善が見られたので、早くUSから東京に移行したいなぁ…
と、思いつつもEBSボリュームやAMIの引越し(と付随する設定の変更)が面倒で一部の移行にとどまってました。

今までは、AMIの引越しは「USのS3に保存したイメージ」を東京のS3にコピーしてからAMI登録するという手順をコマンド操作で、EBSの引越しは東京に新規ボリュームを作成してrsyncしてました。

それが、この度AWSの正式機能としてリリースされました!!

主な特徴は以下。
・マネジメントコンソールで操作できる
・スナップショットのコピーの進捗を視覚的に確認できる
・複数のスナップショットを同時にコピーできる
・もちろんEBSには影響しない
スナップショットを他リージョンに保存することで、ディザスタリカバリにも使えそうです。

というわけで、早速ボリュームのsnapshotをUS-EAST(N.Virginia)から東京にコピーしてみました。

AWS EBS snapshot 01
このsnapshotをコピーします。

AWS EBS snapshot
Copy Snaoshotでコピー先にAsia Pacific(Tokyo)を指定。

AWS EBS snapshot
コピー開始!あとは待つだけ。

※念のため、並行してもう1つ別のSnapshotコピーをリクエストしてみました。
※両方ともCapacityは128GiBですが実際の使用量は異なります。

では、APリージョンのコピー状況の確認に移ります。

AWS EBS snapshot
21:37 開始直後はもちろん進捗0%。

AWS EBS snapshot
22:51 片方が99%に。

AWS EBS snapshot
22:54 ひとつ目のSnapshotコピーが1時間17分後に完了。

AWS EBS snapshot
23:13

AWS EBS snapshot
23:50

AWS EBS snapshot
23:54 もう一つのSnapshotも2時間17分後に完了。

というわけで、それぞれ2時間前後で東京へのコピーが完了しました。
(確認するのが漏れましたが、所要時間の差は使用サイズの違いかも)

実際にUSから東京に移行するには、稼働中のボリュームをSnapshotしてから東京にコピーするので、時間的に3時間ほどでしょうか。
これらのEBSボリュームをrsyncで東京にコピーすると、余裕で一晩以上かかったりしていたのでもうこれは涙モノの機能です。

しかも…

次のステップとして、AMI (Amazon Machine Images)のリージョン間コピーの実装を予定しています。

とか!!

もうこれは帰国を促される開拓民の気分ですw

【AWS発表】リージョン間のEBSスナップショットコピーが可能に! – Amazon Web Services ブログ


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください