久々にダイビングに行こう!という事になったので、ログブックを引っ張りだしてみると…
2006年にマレーシアティオマン島でAOWの講習を受けたのが最後の記録になってました。Advancedを取ってブランクって…^^;
さすがに7年近く潜ってないので、再開はリフレッシュダイビングからということにしてダイビングショップに連絡してみたところ、
“PADI病歴/診断書を確認して該当項目があればご相談ください”
とのこと。よーく見てみると…
以前に以下の病気にかかったことがある、または現在かかっていますか?
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__ 副鼻腔の手術を受けている。
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そ、そういえば一昨年の夏に副鼻腔炎とか鼻中隔湾曲症の手術をしたなぁ…
ということでショップにその旨を伝えると、「耳鼻科で医師の診断書をもらって来てください」という事になってしまいました。
実は2年前の夏、沖縄での入院生活を終えて東京に戻ってきてから、直ぐに近所の大学病院で「内視鏡下鼻内副鼻腔手術・鼻中隔矯正術・下鼻甲介切除術」という手術をしました。
ちょくちょく顔面がズーンと重くなったり、黄色い鼻水が流れたり鼻がうまく通らずに口で呼吸したり、いわゆる、両側慢性副鼻腔炎(蓄膿症)と鼻中隔湾曲症(鼻曲がり)と肥厚性鼻炎を治すための手術です。沖縄で一人寂しく入院してる間に「健康は何より大切!」と痛感したので、意を決してコレも手術で治すことにしました。
入院期間はわずか1週間ほどだったんですが、まぁ鼻の手術はもーんっの凄ーく辛かったです。
入院翌日、手術台の上で「じゃぁ麻酔しますよー」という声の直後にカラダが熱くなってくる感覚が有って
(全身麻酔が効いてきたなー…)
と思ったらもう手術は終わっていて、病室のベッドに横たわってました。
手術の内容的には、くっついた骨をはがして湾曲した骨に穴を開ける的な感じだったのかな?
気付くと両方の鼻には(後頭部まで届いてるんじゃないかと思うほど)奥までギッチリとガーゼが詰め込まれ、全く鼻呼吸ができません。
ガーゼは1本30~40cm程で、それが片方に3本ずつです…
口呼吸で2日ほど過ごした後は恐怖の抜去です。
まだまだカサブタも半乾きじゃなの?と思われる鼻内ガーゼを抜去>大流血>掃除>またガーゼを詰める>安静>抜去>流血…
とにかく鼻の奥まで何度もガーゼやらカメラやらを突っ込まれまくりました。
人間の身体が骨と肉でできた“モノ”だということを痛感した1週間でした。
参考までに、CTのビフォーアフターです。
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術前 | 術後 |
曲がりっぷり、凄かったんですね…^^;
それから1年9ヶ月ほど経った今、もう蓄膿の症状も一切無く、右の鼻も左の鼻も常時全開開通な感じでいたって快適です。
話が逸れましたが、そういうわけで今日ダイビングショップにおすすめの耳鼻科を聞いて行ってきました。
病院では先生にこれまでの経緯と診断書の作成をお願いをすると、恒例の“鼻の奥までカメラ”を突っ込んで術後経過が良好であることを確認して頂き、その場で診断書に“ダイビングOK”のサインを貰うことができました。
改めてネットで「鼻中隔湾曲 ダイビング」等で検索してみると、これらの症状はダイビング時の“耳抜き”がしにくい原因でも有る的なことも書いてあったので、もしかするとそれもあわせて改善されてたらいいなと淡い期待も抱いたりしてます。
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