何気なく読んだらもの凄いスッキリしたブログエントリーがあったので自分の考えも整理してみるエントリー。
「ちょっと待った!小中学校でのプログラミング教育」 – Matzにっき
小中学生へのプログラミング教育に限らず、物事の学習において本人が“楽しい”と感じることは何より大切なんだなと改めて思いました。
僕がパソコン楽しい!って思ったのは今から30年ほど前、中学生の頃に映画『ウォー・ゲーム』を見て、
「なんでも自分で作れるマイコン凄いっ!!」
「どこでもつながるネット凄いっ!!」
と、衝撃を受けたのが大きなきっかけでした。
当時、僕のプログラミングの先生は、BASIC言語プログラム投稿雑誌の「マイコンBASICマガジン」。
それを毎月買って、掲載されているコードをひたすら入力し、エラーが出れば直し、興味に応じて改造したりを繰り返していました。
大人になってホームページやWEBサービスを作ってきたPHPやらSQLも全部ググっての独学でした。
なので、僕はプログラミングの学習は教育体制や評価システム云々というよりも、ハンドメイドやアウトドアみたいな感じで、楽しいと思ってモクモク続けてたらいつか匠になってたよ!っていう方が自然なんじゃないかなと思ってます。
しいて学校で言えばパソコン部とか、もしくは放課後の学童的な位置づけ位が適当かなと。
今ならドットインストールやQiita、Codecademyと、先生も目的や好みにあわせて選び放題だし、GitHubでコードを公開したり、作った作品やサービスも公開すれば自ずと評価されるんだし。
ちなみにプログラミングには
・プログラミングが楽しい
・できたプログラムがもつ可能性が楽しい
の2種類があると思います。
僕は完全に後者のタイプで、「こんなモノがあったらこんな事ができるかも・・・」とモクモク妄想するのが大好きです。
逆に、言語の特徴や効率云々にはどうしても興味が持てず、だから今でもイケてるプログラマには全くなれていません。
楽しければ継続できるし挑戦もできるけど、楽しいと思えないとあまりいい結果には結びつかないんですよね…^^;
という訳で、子供たちがプログラミングを学ぶ時、大人がすべきなのはまず“楽しさを伝える”、そして次に“学習をサポートする”という感じになるのかなと思いました。
子供の頃、親に連れて行ってもらった釣りにハマって後に米国に渡って今やそれを仕事にしている友人を見てても、やっぱりそう思うんですよね。
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