WROJapan2015ベーシック競技のコースを作ってみた。

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LEGO MINDSTORMS EV3で参加するWROの練習用コースを作ってみました。

元々は、100均素材で簡易的なコースを作成していたんですが、どうしても画用紙で作った床面だと湿気などで微妙にヨレて走行精度が下がるので、なかなかうまく練習ができませんでした。

そこで、競技ルール を参考に、もう少しまともなコースを自宅用に作成してみました。コースは毎年変更になっているようで、今年2015年はこんな感じのものです。WROコース

というわけで、さっそく近所のホームセンターに向かいました。

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まずは、床面にあたる白色のボードを物色。

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この「プリントP2白」が良さそう。ちなみに、サイズが 1,820mmx910mm と少し大きいので、その部分は落としてもらいます。

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次は枠、仕切りに使う板です。

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ルールでは、厚み10mm高さ100mmとなっているので、これでばっちり。2,000mmを4枚購入しました。

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ライントレースなどの部分に使うカッティングシート。ルールでは「中川ケミカル製 ブラック791カッティングシート」とあるのですが、そこまで厳密に揃えるのも大変なので、お店に売られていた黒の切り売りカッティングシートを1m購入。

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床面の板を 1800mmx900mmに、その他枠板もサイズに合わせてカットしてもらいました。

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ステップワゴンの後部座席にちょうど入る大きさ。

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さて、組み立てに入りますよ。板は全てカット済みなので基本的には釘を打つのみ。

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枠板の厚みが10mmと、打つ釘が少しでもズレたり斜めになると悲しいことになるので、できるだけ正確に。釘が太いと板の10mm厚部分が割れるので細めがいいかも。

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まずは枠板を組み上げます。

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そして、仕切り板。ひっくり返したりしながら床板を打ち付けたりするので、左右反転などは気をつけます。

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それから、コースに貼る黒線をカッティングシートで作成。曲線部分は基本的に円で作られているようなので、決められたRを参考に線を引いてカットします。

参考) ベーシック、パイロット競技コース ライントレース部分作成方法について

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床面を打ち付け終わったら、いよいよカッティングシートを貼っていきます。その前に仮あわせ。

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定規やメジャーを駆使してできるだけズレないように曲線を仕上げていきます。

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そして、ようやく完成!

これで、自宅での自主練がいつでも可能になりました。とはいえ、WROへの参加にはコツやノウハウがとても重要らしいので、できれば練習会などにもどんどん参加した方がいいかな。

ちなみに、今回のコース作成にかかった費用は約7,500円、所要時間は半日ほどでした。

せっかくなので、WROの大会が終わったら Romo や Beauto Racer もまぜて遊ぼうと思います!


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コメント

“WROJapan2015ベーシック競技のコースを作ってみた。” への3件のフィードバック

  1. イザベラのアバター
    イザベラ

    コメント失礼します。私はある高校でWROに参加して全国大会までいくことになりました。そこで、参考にしようとyoutubeで動画を探していると8月27日に投稿されたogaworksさんの動画をみつけました。あんなに速くて安定しているライントレースは初めて見たのでとても驚きました!
    そこで質問なのですが、見た感じですとカラーセンサーを使わずに、片方のタイヤを軸にしてカーブを曲がっているように見えるのですが、考え方としてはそれであっていますか?
    もしよろしければ、教えてください。

    1. ogaworksのアバター
      ogaworks

      こんにちは!レスが遅れてすみません。見ていただいたライントレースは、カラーセンサーを使わずにトレース(しているように)走っています。そのため、速度は早い反面、トレース上にサプライズが出ると調整に手間がかかるというデメリットが有りますね。

      1. イザベラのアバター
        イザベラ

        ありがとうございます!
        とても参考になりました!

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