先日開催されたCESで、LEGOが発表した小学生向けのロボットキットWeDo2.0がかなり気になってます。
昨年、小学2年の娘が LEGO Mindstorms EV3 でロボットプログラミングをはじめました。
EV3はモーターやギヤ、各種センサーなど541ものパーツがセットになっていて、それらを組み合わせると、これでもか!ってほどに色んなことができます。
WRO(ロボット大会(の小学生部門))ではライントレースやモノ掴みがお題になっていたり…
マインドストームとレゴブロックを組み合わせて自動販売機を作る人がいたり…
なーんと、マインドストームを複数台組み合わせてルービックキューブを解いちゃったり!
そんな、なんでもできちゃうMindstorms EV3を子供が楽しむ要素は大きく分けると2つ。ひとつが「ロボットの組み立て」そしてもう一つが「ロボットを動かすプログラミング」。
後者の「ロボットを動かすプログラミング」は、Scratchに似たブロックを使ったプログラミングなので、小学校低学年の子供でもそんなにハードルは高くありません。パラメーターに与える数値がマイナスだったり小数点だったりと、まだ学校で習っていないことが出てきても、プログラムを思い通りに動かしたいと思えば結構楽しみながら試行錯誤しつつ覚えちゃうものらしいです。
じゃぁ「ロボットの組み立て」はどうかというと、低学年の子供にはちょっと難しそう。あくまでうちの子(2年生)を見ての印象ですが、例えば組み立て用の設計図を渡されてその通りに組み立てて、それを少しカスタマイズするレベルならひとりでも手が動くものの、仕様に合わせて構造を考えたり、ギヤを使った機構を考えたりとなるとかなり厳しい感じ。4年生ぐらいになったらそのあたりももう少し敷居が下がるのかな〜?という印象です。あとは、IDEA BOOKなどを見ながらちょこちょこ手を動かしていくと少しは近道なのかも。
ということもあって、プログラミングは子供ひとりでも適当に形にできるものの、本体組み立ての過程ではどうしても大人の自分が手を出してしまうわけなんですが、個人的にはそこがかなりもやもやしてました。子供には出来るだけ自分の手で試行錯誤して欲しいなと思っているので。
WeDo2.0が凄く気になっているのは、パーツ構成がシンプルで、想定されるロボットもEV3ほど難易度が高くないという点。これなら、今まで触ってたレゴブロックの延長として「組み立て」を楽しみながら、少し動く部品が加わって、それを「プログラミング」できちゃうという感じなのかなと。なので、WeDo2.0でロボットの基本を覚えて、物足りなくなったらEV3にステップアップが理想なんじゃないかと思ってます。
シンプルゆえに組み立て&プログラミングが数時間で完結できそうなのも良さそう。
発売開始は4月1日。今年1年生になる次女の誕生日も4月なので、今から入学祝い&誕生日プレゼントにいいかなと目論んでます。
LEGO.com エデュケーション オフィシャルサイト – レゴ®ブロックで学ぶ – 小学校 – WeDo 2.0
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