LEGO WeDo2.0 触ってみた

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4月に発売になったLEGOのプログラミング教材「LEGO Education WeDo2.0」が届いたので、さっそく開けてみました。

ちなみに、価格は25,920円とまぁ安いものではなく、我が家では “春から1年生になった娘への入学祝い&誕生祝いを兼ねたプレゼント” という体での購入としました。

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今回のセットに同梱されているのは

  • WeDo 2.0 基本セット
  • WeDo 2.0 セットアップガイド
  • WeDo 2.0 プログラミングガイド

です。

充電池やDCアダプターはオプション設定だったんですが、なんと1万円を超えるそうなので今回はパスして家にあるエネループを使うことにしました。

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基本セットの中に入っているパーツはレゴブロックが280ピース、スマートハブ、パワーモーター、モーションセンサー、チルトセンサーです。

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パーツトレイにもシールがついてて、部品の収納場所がわかりやすくなってました。

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こちらが「スマートハブ」。これがiPadやPCとBluetoothで通信をしてくれます。ポッチの数からもそのコンパクトさがよくわかります。

今回はWeDo2.0をiPadで使うことにしました。iPad用のソフトウェアはAppStoreからダウンロードできます。

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WeDoのソフトの中には、さまざまなカリキュラムがたくさん用意されています。

それぞれ、はじめに課題が示され、その課題をどんな方法で解決するかを考えさせます。進む、引っ張る、押す、傾ける、掴む、鳴らす・・・などの要素です。

方針が決まったら、次にロボットを組み立てていきます。

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元々シンプルなパーツ構成に加えて、WeDo2.0のカリキュラムはロボットの組み立て手順もステップごとに示してくれます。目的の動きをするためにはどんなふうに組み立てたらいいのかという見本になります。もちろん、それを元に自分なりの工夫を加えても楽しめます。

ロボット本体ができたら、続けてプログラミングをしていきます。

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WeDo2.0のプログラミングは、Scratchに似たインターフェースです。ブロックをつなげてそこにパラメータを設定していくことで作成していきます。

こちらもロボット同様に、見本となるプログラムが示されるので、最初はそれを見ながらプログラムを作成して、動くことを確認したあとで自分なりにパラメータやフローを変えて改造する事もできますね。

プログラムができたらこのカリキュラムは終了!

・・・というわけではなく、その先には成果物をプレゼンテーションするステップまで用意されているのには驚きました。

プレゼン資料は組み立てたロボットを撮影したり、プログラム画面をキャプチャしたり、テキストで説明を記述して作成していきます。各素材のレイアウトをアレンジしたり、ページを追加することもでき、完成版を画像やPDFなどのファイルとしても出力できます。

シンプルながらも、ロボットを組み立ててプログラミングをして、それが動くとなると満足度もなかなか高いようで、プレゼンタイムも本当に得意げです。

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実はこのWeDo2.0、予約時点では実物を見ることもなく、どんなものかとちょっと不安でした。

ところが、小学校低学年向けとされているだけあって、1年生の子でもロボットの組み立てからプログラミング、そして発表まで、1つのカリキュラムを1〜2時間程度で終えることができました。

(つまづいた所以外は)基本的には親が手を出してサポートする必要もなく、子供が自分の頭と手で課題検討から制作、発表まで(飽きのこないスパンで)進められるので、とてもよく出来た教材だと思いました。

ちょっとした空き時間に新しいカリキュラムに取り組んだり、遊びに来たお友達と一緒にチャレンジしてみたりするのにもこれなら手軽でよさそうです。

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この動画もすごくわかりやすいです。

一点、あえて不満をあげると、Scratchのようにソフトウェアの言語設定に「ひらがな」が有ったらいいなと思いました。小学校低学年の子には読めない漢字が多すぎるので。

とはいえ、プログラミングとロボットの組み立てをいいバランスで楽しみながら学べるすごく良い感じの教材だなと思いました。

LEGO® Education WeDo2.0 予約販売サイト|レゴ エデュケーション 正規販売代理店 (株) アフレル


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