一年のうち最も潮が引く時期ということで、干潮の観察会が面白そうだったので参加してきました。
今回参加したのはこの学習会。
美ら島自然学校学習会 サンゴ礁イノーの生き物観察会~リーフエッジ周辺の生き物たち~ | 一般財団法人 沖縄美ら島財団
沖縄美ら島財団といえば、美ら海水族館や首里城の管理運営をしている団体で、2009年に閉校した旧名護市立嘉陽小学校の跡地を活かして、美ら島自然学校を開校したそうです。
この学校があるのは、名護市の嘉陽という東海岸沿いの集落。人の手があまり入っていない素晴らしい自然が残っています。
学習会はまず教室で今日の目的や観察の仕方、危険生物などの説明を聞きました。
そしていざ海へ!
普段は見られないほどがっつり引いた浜。
遠くの方にはリーフエッジで釣りをする人達の姿もチラホラ見えました。
浜からリーフエッジの方を目指して歩きながら、色々な生き物を見つけていきました。
普段自分たちが海に行って足元で何かを見ても、なかなかそれが何か判断するのが難しいのですが、観察会の先生たちは、子供たちがなにか見つけるたびにしっかりと立ち止まってその生物について説明してくれます。
「なにかいた?」「この穴の中になんかいる!」
「先生、これなーに〜?」「お~凄いね、よく見つけたね!」
「こ~んな大きいナマコも居るんだよ!」「へ〜」
と、かなりゆっくりじっくり観察しながらようやくリーフエッジまで到着。
ここから海は急に深くなります。エッジの部分で立つ白波と海のブルーがきれい。
ジャノメナマコ。
ハナヤサイサンゴ。
ゴマフヒトデ。
危険生物のハナミノカサゴやガンガゼも、しっかり見て目に焼き付けました。
この日は終始、帰り際まで先生について歩いて、いろんな話を聞かせてもらってました。素人な親とは違う、プロの話には子供もまたとても興味津々なようでした。
これからも自分の目で見て触れながら、感覚磨いてくれたらいいなと思いました。
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