東京都環境局がEVの試乗会を開催するということなので行ってきました。
電気自動車の試乗会を開催します
ANMC21展 EV試乗会における試乗者の募集
試乗車は三菱i-MiEVと日産リーフの2種類。今回は販売開始間近のリーフを選びました。
リーフは現在予約受付中、2010年12月頃から正式注文&納車です。
どんな層の方が予約されているのか伺ったところ、年齢層的には40~50代、一戸建てにお住まいの方が比較的多いとか。一戸建てというのは恐らく電源の確保の関係なんでしょうね。
シンプルなシフトノブ。ニュートラルと前進(D)、バック(R)だけですね。ECOってのは、節電モードだそうです。
これだけの機能なら、このノブ自体ココには要らないんじゃないかと思ってしまいましたw
上のデジタル表示がスピードなどで、下の大きいデジタルパネルがEV関連系の表示になってます。
上のマル(◯)が並んでるのが、どのくらい電力を使っているかの目安。右に行くほどたくさん電気を使っていて、左に行くと、回生充電のレベル。右の“120Km”は、現在のバッテリー残量でおおよそ走れるであろう距離。燃費ならぬ電費も表示されてますね。
充電はフロント真ん中がパカっと空いて、コネクタが登場。
急速充電だと30分で約80%、普通の充電だと8時間で満充電だそうです。
一戸建てで自宅で充電する場合は、家電など電気製品の使用に影響を与えないよう、ブレーカー手前から200Vの配線を取るような回線工事を推奨しているとのこと。
まず最初に感じたのは、ロードノイズがかなり目立つなぁということ。
というのも、エンジンがないので基本的にほぼ無音で走るんですが、そうするとガソリン車の時には気付かなかった音が耳に入ってくる訳です。
目立つと言っても、「今まで気付かなかった音に気付く」というレベルなので、すぐに慣れてしまいます。
静けさゆえの歩行者向けの注意喚起については、発進から時速30キロぐらいまで、また停止やバック時に音を発する車両接近通報装置が搭載されてるそうです。
そして、スムーズに無段階で続いていく加速も、まぁなんとも不思議な感じでした。
気になる充電スポット情報についてはもちろんナビで検索できるわけですが、リーフに搭載されているナビは通信モジュールを搭載していて、常に最新の充電拠点情報を取得できる様になっているとのこと。
しかも、自分の携帯からリーフに「そろそろ乗るからエアコンで車内を冷やしといて」といった指示も送れるそうですよ。
素晴らしいですねー。
現時点では、検索した充電スタンドの満空情報までは取得できないそうですが、将来的にはそのあたりも網羅する予定とのこと。
例えば、ナビで設定した目的地への距離に対してバッテリー残量が少ない場合・・・
そして、充電スタンド情報の表示。恐らく、場所によっては電話をかけて問い合わせをすることも出来るんでしょうね。
トランクスペースもけっこう広くてゴルフバックやらスーツケースも余裕で入りそうな容量。助手席も後方の座席もかなり広く、日常の足としては十分なスペックです。
バッテリーはフロアに敷き詰めてあるということなので、前後の重量バランスだけでなく重心も低いので普通の構造の自動車よりコーナリングもスムーズです。
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今回、LEAFにはじめて乗って話を聞いて感じたのは、「今までの自動車とは違った感覚で楽しめるかも」という点。
今までの自動車は「エンジン」「加速」「シフトチェンジ」「音」「振動」「コントロール」「デザイン」というような要素で楽しさを感じていたんですが、今回乗ったLEAFはなんだか軽量ノートパソコン、デジタル一眼、スマートフォン・・・といった最新ハイスペックガジェットのようなイメージだなと。
それでいて、今までのクルマに劣るところも殆ど無いんですからね。
マンションでの充電環境の対策がされて、スポーツカーとかバリエーションが増えれば、結構真剣に欲しくなるかもですよ。
ガソリン車も大好きですが、これからはEVも楽しそうです。
ちなみに、個人的に接近音にはこんなのがいいなとw
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