歴史的な寒波到来で沖縄でもみぞれが降った!というニュースがTLに流れるその頃、僕らはIT津梁まつりというイベントの会場にいました。
IT津梁まつりとは県内のIT企業のサービスを紹介・展示したり、子供向けに様々な体験させてくれる県内最大級のIT体験イベントです。出展ブースの数も50近くあって大人から子供までいろんな体験を楽しめるんですが、その出展者の半数近くがなんと県内の学生!
工科高校のブースではサッカーロボットやロボットプログラミングを体験できたり、
高専ロボコンの輪投げマシーンのデモを見たり、
中学生のブースでは子供たち向けのScratch体験などなど。
沖縄は企業だけじゃなく学生のモノづくりもアツいな〜!とワクワクしきりでした。
そのプログラムのひとつとして開催された「WRO沖縄@津梁まつり」に娘が参加してきました。
WROというのは、LEGOのマインドストームをベースに各チームが用意したロボットとそれを制御するプログラムを使って、決められたフィールド内で設定された課題をクリアしてその精度とタイムを競う競技。娘にとっては去年の夏のWRO沖縄大会に続いて2度目の参加です。
WRO Japan2015公式サイト-小中高校生のロボットコンテスト
今回の競技の主な課題は以下の4点でした。
- カラーセンサーを使ってスタートからゾーンBまでライントレースする
- ゾーンB床に置いてあるブロックをゾーンAに移動させる
- 黒円の円柱上に置かれたブロックを黒ゾーンBの円柱上に移動させる
- 黒ゾーンB脇のカラーシートで指定された色を読んで、その色の場所にゴールさせる
この4課題をクリアするために娘が書いたプログラム、本人が公開してもいいよというのでアップしてみます。
マインドストームのプログラミングは、モーターを回したりセンサーの値を拾ったり、繰り返しや分岐といったブロックをひとつひとつつなげながら、ロボットの動きを組み立てていきます。もちろんエディタの性能的にはもっと複雑なロジックを組み立てていくことも可能ですが、小2の娘が自分で書くのはだいたいこのレベルです。
そして、うちのロボット本体は機構的にあまりハイスペックではないので、その分プログラム側で試行錯誤することに。本人は左右モーターのばらつきはどうしたら吸収できるんだろうとか、ブロックをうまく運ぶにはどうすればいいんだとか頭を抱えつつも少しずつプログラムを作成し、本番当日も直前まで試走させながらコースの状況に合わせてパラメータを小数点3桁まで微調整していました。
その結果がこちら。
どうにか課題も全てクリアして本人も大満足、リザルト的には24チーム中2位でした。
強風吹きまくる史上稀に見る悪天候にもかかわらず、子供たちのためにこんなに素晴らしいイベントを開催してくれるスタッフの方々にはありがたすぎて本当に頭があがりません。
ロボットに限らず、子供たちが興味を持ったモノづくりをできるだけ継続して楽しんでいけるよう、親としてもサポートしていきたいと思います!
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