泡ハンドソープの自動ディスペンサーをIoT化してみた

象印の「みまもりほっとライン」にインスパイアされて作ってみました。

象印 みまもりほっとライン CM 「金沢」篇 30秒

電気ポットの動作状況を監視しながら遠くに住む親を見守るこのサービスは、2001年から16年も続くIoTの老舗的製品です。

電気ポットによる高齢者見守り事業が16年続く理由 : 日経BizGate

今回は、電気ポットの代わりに泡ハンドソープの自動ディスペンサーを使って、その動作状況を、RaspberryPi経由でSlackに投げるようにしてみました。象印のCM風に言うと「田舎の親が〜ソープを使うと電波がピピピ、沖縄の息子にメッセージが届く〜♪」という感じの流れです。

ディスペンサーには赤外線LEDが下の窓に向けて内蔵されていて、その赤外線が手などで遮断されると、ハンドソープと空気を送るシリンダーのモーターに電流が流れる仕組みになっていたので、簡単なスイッチング回路を作ってラズパイのGPIOで検知できるようにしてみました。検知後のSlackへのポストはPython+Slackerで書いて、自動起動は /etc/rc.local で設定しました。

この状態でひと通り動作するのは確認できたので、更にWIFI接続をSORACOM Airに変えれば設置の手間は省けるし、ラズパイと回路をケースに入れてしっかり防水対策を施せば実際に洗面所で使えるかもしれません。

ラズパイを使った工作&プログラミングは実用的っぽさが高いのが楽しいですね。


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